スタッフ

統括監督者・教授

谷田 増幸 Masuyuki Tanida

 みなさん、こんにちは。道徳の授業って奥が深いですよね。むずかしいなあと思うときもあるけど、ワクワクドキドキする楽しさもあります。きっと対話を通して子どもたちと繋がったと思える瞬間を見つけようとしているのかもしれません。ときに、ウーンと唸ってしまうこともあります。でも、人間としての在り方や生き方について考えるんだから、当然のこと。子どもたちと先生が一緒に考えられる時間を創造していきたいと思います。

元文部科学省教科調査官(「道徳」、「倫理」)
現日本道徳教育方法学会会長 等

所長・特任教授

秋山 博正 Hiromasa Akiyama

 西洋哲学及び日本思想を手がかりにして人間としての生き方を研究してきました。学校における道徳教育が人間としての生き方を主題にしていることは知っていましたが、それにはいささか疑念を抱いていました。しかし、その疑念が誤解であることに気づかされ、今では道徳教育、いわば自他がよりよく生きるための活動に携われることを喜んでいます。岡山県内外の小・中・高等学校の道徳教育関係の授業や事業に長く関わってきました。特に道徳教育における教師の在り方を考えています。

元教職員支援機構「道徳教育指導者養成研修」講師

所員・特任准教授

下野 厚子 Atsuko Shimono

 兵庫県の県立高校の校長を4年間務めて定年退職しました。教諭時代、不登校や摂食障害の生徒との出会いから心の教育に関心を持ち、専門的指導力向上を目指して、関西学院大学大学院にて横山利弘教授のもとで道徳教育を学びました。それ以来、道徳教育の研究と実践を積んできました。大学で道徳教育論等の教職科目を担当しつつ、道徳教育研修会等の講師としても経験を重ねています。また、これまでの人生の岐路やライフステージにおいて道徳は、私自身が生きていくための心の支えにもなっています。

所員・特任准教授

檜本 由広 Yoshihiro Hinokimoto

 心が動く学校でありたい。喜ぶ、悲しむはもちろん、学びを実感する、失敗等に悩み迷う、他者(多様性)を尊重する、自己を見つめる、新たな憧れをもつ、・・・、児童生徒にはそんな心の動きを期待したい。それを包むのが教師の熱なのでしょう。
 教師力について、小学校長、兵庫県教育委員会事務局職員として大切にし、学んだことをもとに、皆様とともに考えたいと思います。
 今、さらに思います。「輝け!未来へ! 心は動く 明日もまた 強く 正しく 美しく」

道徳教育担当時、兵庫版道徳教育副読本作成等に関わる。

<後列:左から>
吉水裕也・副学長、秋山博正・所長、谷田増幸・道徳教育研究開発センター長、加治佐哲也・学長。
<前列:左から>
岡田雅弘・事務調整役、下野厚子・所員、檜本由広・所員、小林裕美・研究推進課長(4/3 アカデミー開所式の様子)。